当院での治療について
白内障
片山眼科では現在の院長は、1997年以降これまでに約19,000眼の白内障手術を施行しています。年間800件の白内障手術を25年間継続し行ってきています。最新の手術機器、最良と思われる眼内レンズを使用し、手術後に希望なさる見え方になるよう努力しています。
多焦点眼内レンズはいち早く導入し、最新、最良の眼内レンズを使用してきています。多焦点眼内レンズはすべての方に使用できるわけではなく、単焦点に比較しコントラスト(鮮やかさ)感度の低下、夜間の眩しさが生じますので、そのことを納得してしていただく必要があります。網膜感度の低下する疾患である緑内障や眼内疾患を有する場合は、単焦点を考慮すべきです。夜間の運転が多い方は単焦点を選択する方が無難です。多焦点を選ばれる方は全白内障手術の約5%の方です。将来にわたり網膜疾患、緑内障になる可能性の少ない方は考慮してよいと考えます。適応については院長に相談してください。
緑内障
診断は、片山眼科では最新式のOCT、静的、動的視野検査、眼底写真で診断します。初期の緑内障、緑内障の進行、停止を機器で判定することができます。眼圧の日内変動は入院して行います。
緑内障の治療の基本は、点眼にての治療です。点眼にて視野欠損が進行する場合や高眼圧が持続する場合に、手術を行います。手術はレーザー手術、観血的手術があります。片山眼科では、レーザー光彩切開術、レーザー線維柱帯形成術、レーザー隅角形成術に対応します。手術はマイトマイシンCを使用し線維柱帯切除術、線維柱帯切開術に対応いたします。緑内障手術(レーザー手術を含まない)件数は、500件(年平均25件)です。
網膜疾患
(眼底出血、加齢黄斑変性、黄斑前膜、網膜剥離、静脈血管閉塞症)
加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、近視による脈絡膜新生血管に対する抗VEGF注射治療を行います。
黄斑前膜、黄斑牽引、網膜分離症には、硝子体手術を行います。硝子体手術件数は1,100件(年平均50件)です。
難治例は富山大学眼科やその専門病院へ紹介いたします。
斜視・弱視
斜視、弱視、小児の視力に対し、3人の視能訓練士が対応いたします。
調節が加わりにくいスポットビジョンスクリーナーでの検査が可能です。
局所麻酔での斜視手術に対応いたします。
外眼部疾患
霰粒腫、翼状片、眼瞼腫瘍 等に対応いたします。
またコンタクトレンズ処方や検査に対応いたします。